熱帯魚「ベタ」の飼い方を試行錯誤した結果
ベタとは タイ原産のヒラヒラした尾びれが美しい熱帯魚です。
なんと酸素のブクブクや大きい水槽を必要とせず、小さなビンでも飼育可能であることからペットとして買いやすいと以前から人気の熱帯魚です。
なぜそんな環境下で飼えるかって?
それはベタ独自の呼吸器官にあります。ラビリンス器官と呼ばれる空気呼吸をする器官を持ち、口を空気中に出して空気を口の中にいれ、そこから直接酸素を得ることができるから、酸素の少ない環境下でも飼育可能なのです!
こちらはうちで飼っているハーフムーンという種類のベタ。
色の種類やヒレの形によって本当に色んな種類の個体がいるので、それも人気の理由のようです。
なんと家へ来てから2年半生きています。買ったときにはすでに成魚だったのでもしかすると3年近く生きていることになるのかな?
ちなみに大阪天王寺にあるベタ専門ショップで購入いたしました。
調べてみると寿命は1~2年のよう。ただ個体差があるようで長く生きているからといって飼育環境がいいという理由にはならないとのこと。
それを念頭において私の試行錯誤したベタの飼い方について紹介していこうと思う。
飼ってから半年くらいはベタ屋さんで売られていた、20cm×10cmくらいのビンで飼っていた。底に写真に写っている透明の砂利と、水草を入れて。
そのころはエサは1日に粒上のフードを4粒と決めてあげていた。実はその昔、何年も前にベタを飼っていたころ、エサはこれを1日4粒あげると書かれていたフードを思い出しその記憶をたよりにきっかり4粒あげていた。
調べてみると1日6粒という意見や、1日3~5粒を日に2,3回という意見もでてくる。
明らかに私のあげている量は少ない気がするがそれでも元気にいきている。
半年ほど経ち、なんかせっかくきれいなんだから、アクアリウムでもしたいなあと思い小型の水槽に移すことにした。
以下のような水槽に水草とシェルターをいれて、、
ライトとフィルターも別途飼ってつけたのでちょうどこんな感じ。
ベタは和名では「闘魚」とも呼ばれ気性の荒い個体もおり、飛び跳ねることがあるので、水面と水槽の淵は5cmくらいは空けることをおすすめします。
ただ、しばらくしてある問題が発生した。
なんか、ベタ、流されていない…?
そう、ベタはヒレが大きいことから水流に弱いらしい。
水流を最大限に弱くするとマシに感じたがベタ自体が弱ってしまったような気がしたのでフィルターを切ることに。
でもこのサイズの水槽でフィルターなしだと、水替えが大変。フィルターを付けていた時は水が循環しているのであまり頻繁に掃除をしなくてもよかった、その時の感覚で結構さぼってしまい、途中水カビが生えてしまったことも……1年後には元のビンに戻しました。
ちなみに水カビが生えたとき、ベタのエラ付近にも白くもやっとした綿のようなものが…これも水カビだそうで、綿棒でそっと付着物をとり、すぐに綺麗な水に入れ替えるともう付かなくなりました。
今では水草もいれていません。非常にシンプルな環境です。
アクアリウムを作ることもおすすめですが、私のようにずぼらな人間はこのぐらいの簡単スタイルにしたほうが、いいのかな、と思いました。
あと、3日間くらい家を空けたことがあったけど、そのくらいなら餌をあげなくても大丈夫なようです。普段は毎日少しずつあげることにしていますが。
水づくりは水道水にアクアセイフを少し混ぜています。
特に私の飼い方は真似しなくてもよいのですが、
・水流の強さに気を付ける
・水は綺麗に保つ
・あまり広すぎる環境はよくない
・エサは3日くらい空けても大丈夫
というのが学びでした。
みなさんもよいベタライフをお送りできることをお祈りいたします。