恋愛感情を持たないアロマンティックって何?
アロマンティックとは何なのか。
私もつい最近まで知らず、とあることがきっかけで調べて知ったこと、思ったことをまとめたいと思います。
私は5年間片思いをしている人がいます。
彼とは一度も付き合ったことがありませんし、彼は他に彼女を作りません。
でも性行為はします。それってセフレじゃないの?とよく言われますが、私も彼も否定しています。
告白したときには「恋愛に興味がない」「一生結婚はしない」と言われてしまいました。
悔しくて何度も泣いたりしました。
私を遠ざけるためにそんなことを言っているのではないか、と思うこともありました。でも、最近ではそんな恋愛観もあるのではないかと思いはじめています。
最近は性の多様性についてよく目にするようになりました。
LGBTという言葉はもうみなさん知っているのではないでしょうか。
レズビアン(Lesbian 女性同性愛者)
ゲイ(Gay 男性同性愛者)
バイセクシュアル(Bisexual 両性愛者)
トランスジェンダー(Transgender 性別越境者)
の頭文字をとって表したものです。
近年はそれに加え、PQAなども発見されています。
P:パンセクシュアル(全性愛者)
相手の身体的性や性自認にかかわりなく、性的・恋愛的魅力を感じる人。
Q:クエスチョニング
自分の性的指向・性自認が定まっていない・定めていない人。
A:アセクシュアル/エイセクシュアル
他人に性的魅力を抱かない人。
今回私の好きな人はA:アセクシュアルとまとめて表現されることもある、アロマンティックではないかと思ったのです。
アロマンティックとは他人に性的欲求は持つが恋愛感情を抱かない人のことです。
私はガチガチの恋愛体質なので常に好きな人がいます。
ただし、趣味が多く絶対に彼氏がほしい!や結婚がしたい!などの気持ちはありません。一体「好き」とは何なのか。食べ物や動物を「好き」と思う気持ちと何が違うのか。好きな人に他に好きな人がいたり、彼女がいたら悲しい、これが恋愛感情の「好き」ということは認識できます。
ぐるぐると毎日いろいろ考えている時に偶然Twitterで以下の漫画を見つけました。
普通の恋愛11(1/8)
— 直正也 (@zikimasaya) 2020年8月11日
※同性愛のお話です pic.twitter.com/GlHeinQ7rs
人にはそれぞれ異なった性指向があって、無理に変えなくていいんだ、理解できないかもしれないけど受け入れることが大切なんだと思い、少し心が軽くなった気がしました。
はじめに記載したようにそれぞれの性指向に名前がつけられて存在していますが、本当はもっともっとあると思います。
ただ、今回私は名前をつけることができたことで安心感を得ました。
知識は最大の武器だと私は思っています。
みなさんにも性や恋愛で悩んでいる人がいたら、是非知識を身につけて、新しい考え方ができるようになったり、少しでも気持ちが楽になったらいいなと思いこの記事を書きました。