【夢】公園で自転車を洗っていた
このブログのタイトルは「濡れた犬、気の抜けたコーラと昨日見た変な夢」
特に深い意味はない言葉の羅列だが、「昨日見た変な夢」というのにはちゃんと意味がある。私は夢を見るのが大好き。夜寝ているときに見る夢の方だ。そして毎日見るわけではないが、だいたい見る夢は鮮明で複雑。今日の夢すごかったな、と思ったらiPhoneのメモを残している。
実はこのブログは夢について記していこうと思って始めた。人の見た夢とか興味ある人いるか?全然見てもらえないのでは…?と思ってとりあえず雑記ブログみたいになってしまったけど、これから夢の話もちょくちょく織り交ぜていこうと思う。
まぁ、ただメモを載っけるだけでは面白くないのでちょいちょい脚色を加えつつ(補助程度に)小説風に書いていけたらいいなあと思う。(文才はないので成長を温かく見守ってください)
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ある晴れた日の午後、私は公園の隣の誰でも使える水道で自転車を洗っていた。辺りは細い路地が垂直に交わっている。おそらく京都市内のどこかだったと思う。
せっせと自転車を洗っていると、気づいたら周辺が洪水のようになってしまった。その構造がよくわからないのだが、水が側にあった13階建てくらいのマンションの5階くらいの高さにまで来ていた。やばい…と思った私は、とりあえず出しっぱなしにしていた水道の水を止めて近くにあったジャングルジムに登って水が引くのを待つことにした。(マンション5階分の洪水がジャングルジムで防げるわけないのだが、どうにか大丈夫だった)
2人ほど道を歩いていたおばさんは水に沈み、どこかへ行ってしまった。
水が引いていくとともに、周りの遊具などが倒れるくらいの大きな地震が起こった。ジャングルジムになんとか掴まって耐えながら、その振動とともにバシャバシャと水が飛び跳ねるのを見ていた。
地震がおさまったところでやっと、これは自分のせいで起こったかもしれないとだんだん不安になってきた。心臓がバクバクする。怖くなって、その現場から離れてしまった。遠くから現場の様子を窺っていると警察の人が集まってきた。
警察の声が聞こえてきた。
「このあたりはすぐこうなってしまうから、あれだけ節水を呼び掛けていたのに…誰がやったんだ…」
私、知らない。ここへ来たのは初めてだったし、水道の周りにそんな看板や張り紙もなかったし(いや、見ていないだけかもしれないが)知らない。知るわけがない。混乱した。そこに水道があったから、自転車を洗いたくなったから洗っていただけだ。
怖くなった。自転車を置いたままじゃないか。特定されたらどんな目に合うかわからない。そっとバレないように置いてきた自転車を回収しに行った。
その時、マンションから綺麗なショートカットの若い女性が運び出され担架の上で寝かされているのを見た。見ればわかる、あの人は死んでいた。
知らなかったじゃ済まされないことがある。ただ街のルールを知らなかった私1人のせいで人が死んでしまった。人を殺してしまった。これからずっと人殺しの罪を背負って生きていくんだと思った。
そう思いながら、黙って私は現場を後にした。怖くて怖くてたまらなかった。
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これは、目が覚めて夢で本当によかったと思った。死んだ人の顔とか、その時の罪悪感とかがめちゃくちゃリアルだった。