VTuber歌手、バーチャルシンガー花譜の魅力とおすすめの曲
バーチャルシンガーを知っているだろうか。
もともと初音ミクをはじめとするVOCALOIDがそう呼ばれていたが、今の時代、バーチャルシンガーというと歌を歌うVTuberのことを指す。
VTuberとは、架空のキャラクター映像とともに自分の声で発信するYouTuberのことだ。
中でも多くの魅力と可能性を秘めた「花譜(カフ)」について話そうと思う。
私が花譜に出会ったのはTwitterだ。いつのことだったかは覚えていない。
ある日TLに流れてきた、ピンクの髪に不思議な触角のついたフードを被った女の子が喋っている!かわいい~と思ったことを覚えている。
実はそのかわいいピンク髪の女の子が歌うことを知りこの曲にたどり着いた。
「糸」
なんと!めちゃくちゃかっこいいし切ないしなんなんだこれは……と思い一瞬にして花譜の魅力にとりつかれてしまった。
花譜の最大の魅力は声。
泣きだしそうに儚く、綿菓子のようにふわふわと甘い声かと思えば、時に力強く感情を揺さぶり、高音の透明感、聴けば聴くほどハマる魅惑の声だ。
2019年1月に15歳になったというツイートをしている。ということは現在16歳。
16歳でこんなに表現力あるのかよ…と嫉妬すらしてしまうほど。
花譜のオリジナルソングとして楽曲を提供するボーカロイド作曲家「カンザキイオリ」の楽曲も花譜の魅力を最大限に引き出している。曲はもちろん歌詞もすばらしい。
「糸」以外に個人的おすすめのオリジナル曲を以下に列記する。
「夜が降り止む前に」
「不可解」
「quiz」
「過去を喰らう」
「魔女」
「不可解」はクラウドファンディングで目標を遥かに上回る4000万円を集め開催されたワンマンライブのタイトルにもなっている。楽曲のlive映像もあり鳥肌ものなので要チェックである。
「夜が降り止む前に」については以下の記事で少し紹介している。
ぜひ楽曲がエンディングとなっている映画と合わせて聴いていただきたい。
また、花譜のYouTubeには【歌ってみた】も大量にある。ボカロ曲からJ-POPまでわりと幅広いジャンルにわたって歌っているのできっと自分の好きな歌もみつかるはずだ。
これは私の好きなもともとボカロP、現在ヨルシカの曲を主に担当するのn-bunaさんの白ゆきを歌ったものだ。
ものすごく声がn-bunaさんの曲調に合っている。そして歌ってみればわかるのだが、この曲サビがめちゃくちゃ難しい。もともと初音ミクが歌うように作られたのだから仕方ない。それをこんなにも自然に歌い上げるとは。
自分の好きな曲はもちろん、花譜の歌ってみたを通して知らなかった曲に出会ってみるのもまた一興である。
花譜のしゃべる動画も沢山ある。お知らせや曲の紹介自身のことを少しだけ話したりも。自然体で、まるで花譜と通話しているような傍にいるような気持になる。
この動画の最後の「またね」がかわいいのでぜひ聞いてみてください。
またね。